冬に気になる?!知覚過敏
2023年01月5日
こんにちは♬
新たな一年も久喜歯科・矯正歯科を宜しくお願いいたします🎍
さて、新たな年を迎え、寒さも一段と厳しくなってまいりましたね⛄
冬に気になるお口のお悩みで多いのが、実は知覚過敏です。
外気温が低くなると、水道水も冷たくなるため、うがいや歯磨きの際に気になる方が多くなるようです。
知覚過敏は、「象牙質知覚過敏症」のことで、冷たいものを摂取する、歯ブラシの毛先が触れる、風にあたるなどの刺激を受けた際に、歯がしみるようになる状態を指します。
歯は通常硬いエナメル質に覆われているため、多少の刺激を受けても痛みを感じることはありません。しかし、歯肉が下がる、歯が欠ける、擦り減る、溶けるといったことが原因でエナメル質の内側にある象牙質が露出すると、一過性の痛みが生じることがあります。
象牙質には無数の小さな穴があいています。そして、その穴には象牙質と神経(歯髄)を繋ぐ「象牙細管」とよばれる管がたくさん通っており、その中は「象牙細管内液」という液体で満たされています。
歯ブラシや冷たいもの・熱いもの、風などによる刺激を受けると管の中の液体が動き、その動きが神経に伝わることによって痛みが生じるというわけです💦
軽度の知覚過敏であれば、セルフケアで症状の改善が期待できる場合もあります。
例えば、
・知覚過敏予防効果のある歯磨き粉を使用する
・研磨剤が含まれている歯磨き粉は避ける
・極端に冷たい、熱いものの摂取は控える
・虫歯の原因菌が作り出す酸が歯を溶かすことがあるため、歯磨きは十分に行う
といったことです。知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどの成分が含まれていますが、これらの成分により刺激が神経に伝わるのをブロックしたり、刺激が伝達される通り道を封鎖することで痛みの発生を防ぐ効果があります。また、唾液には、「再石灰化成分」が含まれています。その再石灰化成分によって象牙質の細かな穴が埋まり、知覚過敏の症状が自然に改善されることもあると考えられています。
それでも痛みが強かったり、長引く場合は歯科を受診したほうがよいでしょう。歯科医院での知覚過敏の治療は、治療薬を塗布したり、レジン(歯科用プラスチック樹脂)でコーティングすることによって、象牙質を刺激から守る治療法があります。
なかなか症状が改善しない場合には、歯の神経を取り除く治療を検討する必要もあるため、歯科医師と相談しながら適切な治療を受けましょう🌟
知覚過敏が気になる方やもっと詳しく知りたい方は、お気軽にスタッフまでお声がけください♬
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