むし歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつ
2023年7月15日
こんにちは♬
7月も半ばに入り、もうすぐ来る夏休みを楽しみにしているお子さまもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか🍉
今回は、むし歯になりやすいおやつとなりにくいおやつをご紹介します♬
お子さまにとっておやつは楽しみな時間ではありますが、むし歯にならないように気をつけたいですよね🦷
むし歯になりやすいおやつには、次のようなものがあります。
- 砂糖を多く含み、口の中が酸性に傾きやすい炭酸飲料など
このように、砂糖を多く含むものが口の中に長く残ることで、繁殖したむし歯原因菌がつくり出す酸によってエナメル質が溶け出しやすくなるのです。
では、どのようなおやつであればむし歯になりにくいのでしょうか?✨
先ほどご紹介したむし歯になりやすい条件の逆を考えていただくと、わかりやすいかと思います💡
具体的には、
- 砂糖を多く含まない
- 歯につきにくい
- 口の中に長時間残らない
これらの条件を満たすものが、むし歯になりにくいおやつとしておすすめです。
例えば、せんべいやナッツのように糖分が少なく、よく噛むことで唾液の分泌を促せるものや
仮に甘いものであっても、アイスクリームやゼリー、果物のように歯につきにくく、口の中での滞在時間が比較的短いものはむし歯になりにくいといえるでしょう🍨
また、おやつを1日に何回も食べることはむし歯のリスクを高める行動です⚠
1日に1回と決めて、だらだらと食べないようにします。
おやつは適度に楽しみ、むし歯を予防しましょう。
夏休み期間中には、ぜひお子さまの定期健診もお忘れなく🦷✨
ご予約はお電話やwebからお待ちしております😊
ラバーダムについて
2023年7月1日
こんにちは♬
歯の根の治療をする際に用いる緑色のシートをご存知でしょうか?🦷
今回は、ラバーダムについてご紹介します♬
ラバーダムとは、むし歯や根管治療の際に、治療する歯だけを露出させるためにかけるゴム状のシートのことです。
歯の根の治療をするときに一番大切なことは、細菌による感染を防ぐことです。
唾液にはたくさんの細菌が含まれているので、これが治療部位に流入すると、感染のおそれがあります。
ラバーダムをかけることで治療部位に唾液が侵入するのを防ぎ、無菌状態を作り出すことができるのです✨
とある研究結果によると、ラバーダムを使用しないで歯の根の治療を行った場合の成功率が50%以下だったのに対し
ラバーダムを使用して治療を行った場合は90%以上治療が成功するというデータが得られたそうです🦷
歯科先進国であるアメリカやヨーロッパではラバーダムの使用が義務化されているのに対し、日本ではラバーダムを使用している歯科医院は1%程度とも言われていますが
当院では患者様に安心で安全な歯科治療をご提供したいという想いから、状況に応じてラバーダムを使用しています😊
ラバーダムを使用した治療についてご不明点などがございましたら、お気軽にご相談ください🦷✨
ご存知ですか?予防歯科
2023年6月15日
こんにちは♬
歯が痛くなってから歯科医院に行くのではなく、定期的に歯科医院に通ってむし歯や歯周病を予防する「予防歯科」をご存知ですか?
今回は、当院の予防プラグラムをご紹介します♬
むし歯や歯周病を予防するためには、ご自宅での毎日の歯磨きに加え、定期的に歯科医院で処置を受けることが大切です。歯磨きだけではどうしても落とし切れない汚れがあるため、その汚れを落とすためには歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。
一般的に行われているクリーニングではプラーク(歯垢)や歯石を除去しますが、当院では細菌を除去するために更に進んだ処置も行っています✨
むし歯や歯周病の原因となる細菌は、目には見えません。そのため、お口の中にどのような細菌がいて、どの程度の活動性をもっているのかを唾液検査で調べることができます!検査の結果から得られた情報を分析して、患者様お一人おひとりに合ったオリジナルの予防プログラムを作成いたします🦷
また、当院では歯科衛生士の担当制を導入しております😊
患者様から大変ご好評いただいている制度で、患者様のライフスタイルやお口の中の状態を担当の歯科衛生士が把握した上でどのようなケアが必要かをアドバイスいたします✨
歯科医院でクリーニングを受けていただくことも必要ですが、患者様ご自身で行っていただく歯磨きはそれと同じくらい大切です。ご自宅でのケアをしっかり行っていただけるよう、私たちがサポートいたします💪どんな些細なことでも遠慮なくお話しください🦷
皆さまの歯とお口の健康を守るためにも、是非当院の予防プログラムをご活用ください♬
お電話やwebからお待ちしております😊
6月は歯と口の健康週間
2023年6月1日
こんにちは♬
6月4日から10日は、「歯と口の健康週間」です!🦷
歯と口の健康週間は、厚労省(当時の厚生省)、文科省(当時の文部省)と日本歯科医師会が1958年から実施しているものです✨
はじめは6月4日の頃に合わせて「むし歯予防デー」として実施していましたが、少しずつ名称を変えながら現在の形となりました🦷
この週間を通して、皆さまに歯と口の健康を守るための正しい知識を知っていただき、そして歯の病気の予防と早期発見・早期治療を心がけていくことを目的としています。
今年の歯と口の健康週間の標語は、
「手に入れよう 長生きチケット 歯みがきで」
です✨
毎日の歯磨き、つい自己流になってしまっていませんでしょうか❓
毎日の食事を美味しく楽しみ、健康で長生きするためにはご自身の歯が残っていることが大切です。加齢に伴い歯を失ってしまう二大原因はむし歯と歯周病ですが、これらの歯の病気を予防するには、歯磨きでプラーク(歯垢)を落とすことが最も重要です。ただ磨けばいいということではなく、歯磨きは正しく行ってこそ、効果的にプラークを落とすことができます。
当院の定期検診では、歯磨きでどのくらいプラークが落とせているかを歯科衛生士が拝見し、お一人おひとりに合った磨き方もアドバイスさせていただいています✨
正しく磨けているか分からない…という方も、是非定期検診にお越しください🦷
80歳で自分の歯を20本以上残せるよう、毎日の歯磨きや定期的な歯科検診を欠かさないようにしましょう✨
定期検診のご予約は、お気軽にお問合せください😊
5月にこそ気をつけたい熱中症
2023年5月15日
こんにちは♬
5月も半ばに入り、暑さを感じるような日もでてきましたね🌤
今回は、5月にこそ気をつけたい熱中症についてご紹介します🧴
熱中症とは、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで体温の調節機能がうまく働かなくなり、体温が上がるほかめまいや頭痛、けいれんなどの様々な症状を引き起こす病気です。
5月は1年の中でも過ごしやすい気候ではありますが、1日の中での気温の寒暖差があったり、夏日のように気温が上がる日もあることから、身体が気温の変化についていけないことがあります。そのような場合に熱中症になりやすくなるため、注意が必要なのです💦
特に、乳幼児は大人よりも体温が高いものの汗での体温コントロールが未熟なため、熱中症にかかりやすいと言われています。また、高齢者も体内の水分量が減ることから熱中症のリスクが高くなります。5月に熱中症で救急搬送された人の数も、高齢者が最も多いという統計結果が出ています。
熱中症を予防するには、次のようなことに気をつけましょう✨
✓のどが渇いた、と思う前にこまめに水分補給をする
✓気温に合わせた服装や、羽織などで調節できるような服装をする
✓帽子や日傘を活用して暑さを避ける
✓屋外などではマスクを外す
✓屋内でもエアコンや扇風機で室温や湿度を調節する
もしかしたら熱中症かもしれない、と思われる症状があるときは、無理をせずに涼しい場所で休み、必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。
学校歯科検診での用語とは?
2023年5月1日
こんにちは♬
5月に入り、そろそろ学生の方は学校で歯科検診が行われる時期ですよね🦷
今回は、学校歯科検診で用いられる用語や略語についてご紹介します✨
1.C
もし検診を受けた際に「C」と言われた場合はむし歯の可能性があるので要注意です。歯科用語でいう「C」とは、英語の「Caries」の頭文字で、むし歯のことを指します。CO(シーオー)であればまだむし歯の超初期段階なので毎日の歯磨きを丁寧に行えば様子見でも問題ありませんが、「C1」のようにCの後ろに数字がついている場合は歯科医院での治療が必要になります。
2.G
「G」は歯肉炎を表し、初期段階の歯肉炎であれば「GO」と記録されます。歯肉炎は、歯の表面にプラークが多量に付着することによって歯ぐきに炎症が起こる病気です。歯石がつくほどではありませんが、歯ぐきが部分的に腫れたり、歯磨きをすると出血することがあります。
2.○(まる)
むし歯を治療済みの歯には「〇(まる)」を用います。
3./(斜線)
一度もむし歯になったことがなく、健康な歯は斜線で表します。
4.シ
シーラントを処置済みの歯のことです。
5.歯を示す数字やアルファベット(A~E、1~8)
乳歯は前歯から順にAからEのアルファベットで、永久歯は前歯から順に1から8の数字で表します。
例えば、「永久歯の右側3番目の歯から左側3番目の歯までは健康で正常」である場合は、「3から3まで斜線」というように表します✨
用語や略語を知っていると、検診でどのように診断されているかがすぐに分かりますね💡
ぜひ参考にしてみてください😊
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い
2023年4月15日
こんにちは♬
矯正治療と一言にいっても様々な方法があります。
今回は、表側からのワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについてご紹介します✨
1.装置
まず、使用する装置が異なります🌟
ワイヤー矯正では、歯の表面に金属製やセラミック製のブラケットつけ、そこにワイヤーを通します。マウスピース矯正では、プラスチック製の透明なマウスピースを装着します。
ワイヤー矯正でも近年は目立ちにくい審美ブラケットやホワイトワイヤーなどがありますが、見た目が目立ちにくいのはマウスピース矯正です。
2.痛みと治療期間
ワイヤー矯正に比べ、マウスピース矯正はゆっくり歯を動かしていきます。そのため、痛みはやや少なく、その分治療期間はワイヤー矯正より長くなる傾向にあるといわれています(痛みの感じ方には個人差があります)🦷
3.対応できる症例
ワイヤー矯正は、ほぼ全ての症例に対応できますが、マウスピース矯正では重度の出っ歯などには対応できない場合もあります。
4.セルフケア
ワイヤー矯正では歯の表面についているブラケットやワイヤーのまわりに食べ物が挟まりやすく、また歯ブラシの毛先が届きにくいため磨き残しが多くなりやすいため、装置に合った正しい磨き方を身につける必要があります。マウスピース矯正では、マウスピースは簡単に着脱できるため、歯磨きはこれまで通りで問題ありません✨
5.装置の管理
ワイヤー矯正では、装置の調整のため月に1回程度通院していただきます。ご自身で何か管理をする必要はありません。マウスピース矯正では、ご自身で1~2週間おきにマウスピースを交換していただきます。また、1日20~22時間はマウスピースを装着する必要があるため、着脱の自己管理を徹底しなければなりません。
このように、ワイヤー矯正とマウスピース矯正では様々な違いがあります。お口の中の状況やライフスタイルに合わせて、治療方法を検討するようにしましょう😊それぞれの治療費は当院のホームページにも掲載しておりますので、そちらもご参照くださいね✨
矯正治療のカウンセリングをご希望の方は、お気軽に当院までご相談ください♬
個別歯科相談へのお問合せもお待ちしております✨
マウスピース矯正 クリアコレクトとは
2023年4月1日
こんにちは♬
新年度になり、なにか新しいことにチャレンジしてみよう!という方に是非おすすめしたいのが、当院で導入しておりますマウスピース矯正「クリアコレクト」です✨
クリアコレクトは、近年人気の高いマウスピースを用いた矯正治療方法です🦷
マウスピースを1~2週間おきに交換し、歯並びや噛み合わせを整えていきます。
マウスピースは透明で薄いため、よほど近づかない限りは装着していることが分からないくらい目立ちません。ワイヤー矯正の装置の見た目が気になる方には、特におすすめの矯正治療方法です🌟
また、マウスピースは簡単に取り外して洗浄ができるため衛生的です。歯の表面に装置がついていないので、歯磨きもこれまでと同じで問題ありません✨
そのほかにも、ワイヤー矯正に比べて弱い力でゆっくり歯を動かすため、痛みが比較的すくないといわれています。痛みに弱い方や、金属アレルギーがありワイヤー矯正の装置が使えない方も安心して治療を受けていただくことができます😊
このように、クリアコレクトでのマウスピース矯正には様々なメリットがあります。
歯並びが気になっているけれどなかなか矯正治療に一歩踏み出せなかった方も、この機会にぜひカウンセリングを受けてみませんか?♬
クリアコレクトでのマウスピース矯正をご希望の方は、お気軽に当院までご相談ください♬
個別歯科相談へのお問合せもお待ちしております✨
親知らずは抜いたほうがよい?
2023年3月15日
こんにちは♬
春の陽気を感じられる日も増え、桜の開花も近づいてきました🌸
花粉症が気になる時期でもありますが、体調に気をつけて年度末を迎えたいですね✨
さて、「親知らずは抜いたほうがいいのか」一度は気になったことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?💦
親知らずには、抜いたほうがいい親知らずと、抜かなくてもいい親知らずがあるのです💡
<抜いたほうがいい親知らず>
・横向きや斜めに生えている場合
この場合、親知らずと一つ手前の歯の間に汚れがたまりやすく、歯ブラシも届きにくいのでむし歯や歯周病のリスクが高まります。また、上下で噛み合っていない場合も抜歯を検討してもよいでしょう。
・むし歯や歯周病のリスクが高い、もしくは既に罹患している場合
むし歯や歯周病に既になってしまっていても、軽症であれば治療できる場合もありますが、多くの場合再発のおそれも高くなります。手前の健康な歯に影響を及ぼしてしまう可能性もあるので、この場合も抜歯を検討しましょう。
・矯正治療の予定がある場合
これから矯正治療を受けるご予定がある場合も、抜歯を検討してもよいといえます。親知らずが横向きや斜めに生えている場合は特に、他の歯を圧迫し歯並びに影響が出ることもありますので、矯正担当医とよく相談をしましょう。
<抜かなくてもいい親知らず>
・まっすぐに生えている場合
親知らずがまっすぐに生えていて噛み合わせにも問題がない場合は、あえて抜歯する必要はありません。
・完全に歯ぐきの中に埋まっている場合
矯正治療を検討している場合を除き、あえて歯ぐきを切開して抜歯をする必要はありません。
このように、親知らずは必ずしも抜歯をしなければならないという歯ではありません。
現在のお口の中の状況や、将来的なリスクを担当歯科医師と相談し、適切に対処していきましょう✨
親知らずが気になる方は、お気軽に当院までご相談ください♬
個別歯科相談へのお問合せもお待ちしております✨
お子さまのシーラント
2023年3月1日
こんにちは♬
3月になり、少しずつ寒さの中にも春の日差しが感じさせるような日も出てきましたね🌸
さて、お子さまの大切な歯をむし歯にしないためにも、しっかり予防をしていきたいですよね。小児歯科でよく行われるむし歯予防の代表的な処置には、「シーラント」と「フッ素塗布」があります。今回はシーラントについてご紹介しますね✨
シーラントとは、歯の溝を歯科用の樹脂で滑らかに埋める処置のことです。
奥歯は嚙む面の溝が深くなっているため、この溝に磨き残しが溜まりやすく、他の歯に比べるとむし歯のリスクが高い歯です。
そのため、溝を樹脂で埋めることで、むし歯のリスクを軽減することができます🦷
シーラントは、歯を削ったり、痛みのある処置ではありません。
処置の流れは次のようになっています✨
- 歯の溝の汚れをブラシなどで磨いて取り除きます。
- シーラントをとれにくくするための薬剤を塗り、水で綺麗に洗い流します。
- 溝を乾燥させたら、シーラントを歯の溝に充填します。
- 光を約20秒間あてて、シーラントを硬化させます。必要に応じて、嚙み合わせのための調整します。
これらの処置にかかる時間もおおよそ15分から30分ほどなので、お子さまでも安心してお受けいただけます🌟
では、シーラントをはじめる年齢はいつ頃がよいのでしょうか?💡
歯の生え変わりのタイミングや歯の生え始めの時期は、歯ブラシが届きにくくむし歯になりやすいので、奥歯に永久歯が生えてくる5~6歳・12歳ごろにシーラントを行い、むし歯を積極的に予防することが大切です。
シーラントは半永久的なものではないので、定期的に歯科医院でチェックをしてもらってくださいね🌸
シーラントの処置をご希望の方は、お気軽に当院までご相談ください♬
個別歯科相談へのお問合せもお待ちしております✨