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当院のインプラント体制をご紹介いたします。ご興味があるボタンをクリックして頂きご参照ください。
手術であごの骨にインプラント(金属の根っこ)を埋め込むインプラント治療は、知識と技術が必要です。本来、歯科医師なら誰でもできる治療ではありません。しかしここ数年、インプラントの人気が高まり、インプラント治療を導入する歯科医院が急増しております。不勉強な歯科医師による治療によって良好ではない治療経過も報告されています。インプラント治療の事故は、患者さまの健康を大きく損なう場合もあります。
当院では、世界標準の知識と技術を兼ね備えた院長の冨田を始め、歯周病、口腔外科、補綴など各分野の専門家が連携して、インプラント治療に当たりますので安心して治療を受けて頂くことができます。難症例の経験も豊富ですので、興味のある方は当院までお問い合わせください。
インプラントならどれも同じと思っていませんか?
当院では、世界のドクターが信頼を置くインプラントメーカーを使用しています。
全世界で200種類以上あると言われているインプラントメーカーのなかで、どのメーカーを選ぶかはとても重要な視点になります。あなたの身体の一部になるものですから・・・。
当院では主に世界的メーカーである「ストローマンインプラントシステム」を利用した治療を行っています。
ストローマンインプラントは、現在、世界70ヶ国以上で使われており、世界最大のシェアを持つ、信頼性の高いインプラントです。研究にかける費用はインプラントメーカーの中では随一で、豊富な臨床データに基づいた、信頼性の高いインプラントを作り続けています。
ストローマンインプラントは患者様にとって以下のメリットがあります。
当院では「CT」、「シュミレーションソフト」、「ガイドシステム」を活用し、「人為的なミスを可能な限り排除」したコンピューターインプラントを実施しています。最近ではCT撮影を行う医院さんも増えてきました。そしてシュミレーションソフトを利用する医院も増えてきています。しかし、この2つだけでは十分ではありません。これ以外にも「ガイドシステム」を利用することで、質の高い安全な治療が実現できます。それぞれご紹介します。
CTとは、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。
二次元のレントゲン(歯科医院にある通常のレントゲン)では見えなかった事、分からなかった事が、歯科用CTなら正確な診査と診断ができ、安全性と治療のクオリティを高めることが可能となります。
医療において「見える」「見えない」は治療クオリティに大きな差が出ます。ましてや外科手術を伴うインプラントにおいてはなおさらです。これまでのインプラント事故は、ドクターの未熟が大きな原因を占めますが、CT撮影を行わず、あいまいな状態で(二次元レントゲンのみの診断)オペを遂行したことにより生じてしまった事故もあります。
インプラント手術においてCT撮影は必須です。CT撮影を行うか否かも医院を選ぶうえでの判断材料にしていただければと思います。当院では院内に高性能のCTを設置しております。
当院ではインプラント治療の前に、CTデータによるシミュレーションを行います。今までは、歯茎を切開してみなければ分らなかった事が、手術前に分ってしまうことが特徴です。骨の厚さや血管の位置などが事前に分かることで、手術前に様々なシミュレーションが可能になります。どの部分にどのサイズのインプラントを埋入するのか、血管・神経を避けるにはどの部分に埋入するのが適切かなどを把握することができます。
以前までのインプラント手術は、歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。
しかし、CTを上手に活用することで、「経験や勘」といったあいまいなものに頼るのではなく、寸分の狂いのない「データ」に基づいた手術が可能となり、安全性・正確性が格段に向上することになっています。これにより万全の態勢で本番のオペに臨むことができるようになっています。
ガイデットサージェリーとは、CTデータとシュミレーションによる分析で得られた情報をもとに決定された、インプラントを埋め込む場所・角度・大きさ・長さなどの情報を反映させて作成されたマウスピースのようなものと理解いただければと思います。
実際の手術では、これをお口にはめ込み、穴が開いている部分にインプラント体を埋入するだけで、安全なオペが可能になります。当院では、必要に応じて、ガイデットサージェリーシステムを適用しております。
また、手術時間の短縮につながるほか、骨の少ない難しい症例に対して、手術できるケースが増え、患者様の身体的、経済的負担の軽減に役立っております。
当院では、患者様のお口の状態に応じて、ガイデットサージェリーシステムを活用しております。
トップダウントリートメントとは模型上で機能的・審美的に適した最終目標を決め、それに基づき治療計画を立案していく治療法のことです。
この工程を経ることで、患者様の理想とする歯並び・形を忠実に反映でき、かつ、かみ合わせや、歯肉の状態、そしてインプラントを埋め込む骨の問題などが浮き彫りとなり、それらに対しての適切な対応(咬みあわせ改善・歯肉再生療法・骨再生療法)が可能となります。
あごの骨が少なくなっている場合、基本的にインプラントを埋め込むことはできないのですが、骨再生治療や骨移植術という技術を駆使することで、少なくなったあごの骨を増やし、インプラントを埋め込むことが可能になります。この術式には「GBR」「ソケットリフト」「サイナスリフト」などがあります。
また、お口の状態によっては、骨再生療法等ではなく、骨がある部分を見つけ、その部分にインプラントを埋入する治療法も行っています。骨再生療法の場合、骨が形成されるまでに一定の時間を要するため、治療期間が長くなってしまうというデメリットがありましたが、この治療法はそのデメリットを克服したものです。
具体的には、短いインプラント(ショートインプラント)を使う方法、骨のある部分に傾斜させて埋入する方法(傾斜埋入)などの術式を利用します。
他院で「骨がないのでインプラントはできません」と言われた場合でも当院で対応可能なケースがあります。お悩みの方は一度当院にご相談ください。
当院では、外科手術に不安を抱えている方や歯科恐怖症の方を対象とした「静脈内鎮静法」も実施しております。静脈内鎮静法とは、全身麻酔に近いにも関わらず身体への負担が少なく、「うとうと」した状態になり、緊張や不安、痛みが抑えられたまま手術を終える事が出来ます。この方法を利用した患者様のほとんどが「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。もちろん、副作用や後遺症などありませんのでご安心ください。
当院では、静脈内鎮静麻酔を行う場合は、提携している麻酔専門医の先生と共に治療を行います。
今後のインプラントは、「安全に埋入して、しっかり噛みやすいようになる治療」ではなく、「安全に埋入して、しっかり噛みやすいようになり、天然歯と変わらない審美性を回復させる治療」でなければなりません。
上記目標を達成させるために当院で行っていることをご紹介いたします。
インプラントの歯となる部分(上部構造)は歯科技工所という別のところで作成します。1から100まですべて歯科医師が作るわけではありません。つまり、いくら歯科医師の能力が高くとも、連携している歯科技工所の能力が高くなければ決してよい上部構造(被せ物)は作れないということです。特にインプラントのかぶせ物は、技工士さんの腕の見せ所です。
当院では、歯科業界で定評のある歯科技工所さんと連携し、上部構造を作成しています。この歯科技工所がつくる技工物はクオリティが非常に安定しており、安心して任せられる技工所さんです。
審美性というと「歯の色や形」にのみ目がいきがちですが、口元の美しさは「歯」だけでなく「歯肉・骨の状態」も大切になります。特にインプラントをされる方は、歯周病や長期間の入れ歯利用で、歯肉や骨が退縮していることが多いため、そちらのほうも総合的に考えながら治療を進めなければ、天然歯と見分けがつきにくいインプラント治療はできません。当院ではインプラント治療と並行し、歯肉形成外科や、骨造成法を活用し、総合的な口元の美を追求しています。
また、当院では、歯肉移植や骨造成のスペシャリストである日本歯周病歯科学会「認定医」が在籍しております。患者様のお口の状態に応じて、インプラント担当医と連携することにより、機能性と審美性を両立した質の高いインプラント治療を提供することができます。
よく、「インプラントを入れればお口の手入れは不要ですよね」とご質問されることがありますが、「天然歯よりもしっかりとお手入れする必要があります」とお答えしています。
インプラントは人工物なので、天然歯のように虫歯にはなりません。しかし、歯周病にはなります(インプラントの場合は「インプラント周囲炎」と呼びます)。インプラントを埋入した後に脱落することがあるのですが、多くは、この「インプラント周囲炎」が原因です。
当院では、科学的根拠に基づいたインプラント周囲炎になりにくいインプラントや埋入術式を採用しています。また、各種口腔内検査により、歯質の状態、インプラント周囲炎のなりやすさなどのデータを取得し、PMTC(専門の機器を用いたプロによるクリーニング)やTBI(ブラッシング指導)、生活習慣改善を併用した患者様独自のオーダーメイドのプログラムを構築していきます。
これからは、治療後のメンテナンスにどれだけ力を入れている医院なのかを、事前に見極めることが大切となります。当院には歯周病と歯のメンテナンスのプロである歯科衛生士が在籍しておりますので、安心してお任せ頂ければと思います。
インプラント治療というと、「歯を失った場合の1つの選択肢」というイメージがあると思います。決して間違いではありませんが、歯科医師の立場から皆様にお伝えしたいことは、インプラント治療は「お口の健康維持(=予防処置)」に通ずるということです。
歯を失った場合の選択肢として「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。
入れ歯の場合、入れ歯を安定させる為に金属のバネを他の健康な歯にひっかける必要がありますので、入れ歯の状態によっては健康な歯に負担をかけてしまうこともあります。
また、ブリッジの場合も他の健康な歯を支台とする必要があり、咀嚼の度に健康な歯へ過度の負担がかかることで、負担がない場合と比べ、寿命が短くなる可能性があります。しかし、インプラントの場合は他の健康な歯に負担をかけることはありません。
つまり「他の健康な歯を守る」という意味で、インプラントは予防処置といえます。
また最近は、物をしっかり噛むことで脳に新鮮な血液が行き渡り「痴呆症の予防」になるという研究結果が出ています。
この意味からもインプラントは「自立した人生を送る」ための予防処置と言えます。
治療内容 | 永久歯を失った箇所に金属製の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療。 |
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費用 | ¥330,000~¥440,000 (税込) |
リスク/副作用 | 細菌の感染、多量の出血に加え、歯肉弁やインプラント周囲組織の壊死などがある。 また、インプラントを埋める際のドリリングやインプラント体の埋入の際に、下歯槽神経や上顎洞を傷つけてしまうこともある。 |
歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。
詳細は症例集をご参照ください。
費用・素材の特徴に関しては料金表をご参照ください。