歯周病が認知症を引き起こす!?(久喜 歯医者 歯周病 認知症)
2020年11月1日
こんにちは!早いもので2020年も11月に入りましたね!
以前に、歯周病が様々な全身疾患のリスクをあげることをお伝えしましたが、
歯周病は認知症のリスクを約2倍引き上げると言われていた具体的なメカニズムは解かっていませんでした!
しかし2020年10月に九州歯科大学が歯周病菌(ジンジバリス菌)が体内に侵入し、認知症の原因物質を脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを解明した!とニュースが入ってきました。
つまり、、、歯周病の放置が認知症の原因物質を蓄積する事が証明されたという事です!!!
認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、
「アミロイドベータ」などの異常たんぱく質が長年少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされています。
しかし、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて脳に蓄積されることはわかっていても、蓄積しそのものの仕組みが解かっていませんでした。
マウスによる記憶力試験によると、
正常なマウスは5分間明るい部屋に留まり続けたが、感染マウスは3分で暗い部屋へと移動し記憶力の低下が認めらたそうです。
歯周病は自覚や症状はなく、日本の成人の80%が実は感染していると言われ、痛みもなく静かに進行していきます。
健康は一日二日で元に戻ることはありません!
この様な、ご自身の歯周病検査結果について説明を受けたことはありますでしょうか?
当院では歯周病に特化した、この様な説明用冊子をお配りし、歯周病段階に応じた治療プログラムをご提案していますので、将来のためにも気になる!という方
は一度当院でチェックしてみましょう!