今からでも遅くない!大人になってから始める歯列矯正 その③(久喜 歯医者 矯正 小児矯正 マウスピース矯正)
2021年6月2日
歯並びの状態に合わせて選ぶ!
さまざまな歯列矯正の種類と矯正器具
歯列矯正をする上で気になるのが、歯列矯正に使用する器具がどんなものか、というところ。
歯列矯正といえば、金属製のブラケットと呼ばれる矯正器具をつけるイメージがありますが、それ以外にも白や透明のもの、樹脂性のもの、ブラケットではなくマウスピースを使う矯正方法などもあります。
矯正方法の種類と、それぞれの器具をご紹介していきましょう。
■ワイヤー矯正 (表側矯正)

最も一般的な矯正方法がワイヤー矯正。歯列矯正のイメージそのままに、金属製のブラケットをワイヤーで歯の表側に装着する矯正方法です。
ほかの矯正方法に比べて費用が安く、丈夫なのが特徴です。
金属製ブラケットのほかに、セラミック製やプラスチック製の“審美ブラケット”と呼ばれるものもあります。
審美ブラケットは、ブラケット自体が透明や白色など目立ちにくい色をしており見た目が気になる人にオススメです。
見た目が目立ちにくくなりますが、金属製に比べればやや耐久性は劣ると言われています。
■裏側矯正

歯の表面ではなく、歯の裏側にブラケットを装着する矯正方法を裏側矯正と呼びます。
矯正器具が見えないことが最大のメリットなので、歯列矯正中であることを人に知られたくない方、サービス業や接客業などで矯正器具が目立たないようにしたい方などにオススメです。
舌が触れる位置に器具があるため、異物感・違和感が気になることもあります。しかし、多くの方は、慣れれば気にならなくなります。
費用は歯の表側に取り付ける場合よりも割高になりますが、歯列全体ではなく数本だけ、気になる部分だけなど部分矯正にすれば、比較的費用を抑えることができます。
■マウスピース矯正

従来の歯列矯正とは全く違い、自身の歯並びに合わせて透明のマウスピースを製作し、それを装着する矯正方法です。
透明なマウスピースは目立ちにくく、マウスピースを外して歯磨きができるので、ブラケットに比べれば虫歯や歯周病のリスクが少なくなります。
見た目が目立たないことや必要なときにすぐに外すことができる利点はありますが、歯にかかる力がワイヤー矯正よりもゆるやかなので治療期間は他の治療方法よりも症例によっては長くなることもあります。1日に20時間程度のマウスピースの装着を余儀なくされるので、負担を感じたりされる方もいらっしゃいます。
また、オーダーメイドのマウスピースを製作すること、治療過程で新たにマウスピースを作り直すことなどが必要になるため、場合によってはワイヤー矯正よりも費用が多くなる場合もあります。
■部分矯正
前歯だけ、特定の歯だけ、といったように、部分的に歯列矯正を行う方法を部分矯正と言います。
歯にブラケットを装着するワイヤー矯正が主流です。
部分的に歯列矯正を行うので、全体的な歯列矯正よりも期間も短く費用も安く済ませることが可能です。
歯並びの状態によって部分矯正が不可能な場合もありますので、医師と相談しながら治療方法を決めていく必要があります。
大人になってからの歯列矯正はメリットいっぱい!
大人になってからの歯列矯正は、けして遅くはありません。
治療中は治療器具の違和感や見た目が気になるなど、これまでの生活とは少し違って戸惑うこともあるかと思います。
しかし、矯正治療中のほんの数年を乗り切れば、見た目のコンプレックスを気にすることもなくなり、この先の長い人生でいいことがたくさん待っています。
歯列矯正を検討している方、歯並びが気になっている方は、一度ご相談下さい!