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歯科治療で使われる「マイクロスコープ」とは

2024年7月15日

こんにちは♬

 

今回は、マイクロスコープについてご紹介します♬

歯科医院ではより精確で安全な治療をするためにさまざまな精密機器が導入されていますが、その一つが「マイクロスコープ」です。マイクロスコープとはどのような機器で、使用することでどのようなメリットを得られるのでしょうか。

 

●歯科治療における精密機器の必要性

これまでの歯科治療では、歯科医師の知識や経験、技量が重要視されてきました。それらの要素もたしかに必要ではありますが、それだけではなく精密機器などを用いて治療の精度を上げることが求められています。新しい精密機器であるため日本国内における歯科医院での導入率は10%程度と推定されていますが、当院では患者様に安心で安全な歯科治療をご提供したいという想いからいち早くマイクロスコープを導入しました。

 

 

●マイクロスコープとは

マイクロスコープとは「歯科用顕微鏡」のことです。眼科や脳神経外科で使用されていた高倍率の手術用顕微鏡が歯科用に改良されています。お口の中を目視するだけでは見える範囲に限界がありますが、マイクロスコープを使うことで肉眼に比べ約20倍も視野を拡大することができます。これにより、肉眼では捉えきれない範囲の組織もしっかりと見ることができるようになり、処置や診断の精度を向上させることが期待できます。

 

マイクロスコープを使うメリット

マイクロスコープを活用することで得られるメリットには、以下のようなものがあります。

 

・むし歯の取り残しを防ぎ、再発のリスクを回避できる

・一層の精密さが求められる根管治療においても、治療の成功率が向上する

・治療期間を短縮できる可能性があり、患者様の負担を軽減できる

 

 

マイクロスコープを使用する場面

マイクロスコープはさまざまな歯科治療において活用が可能ですが、主にむし歯治療や根管治療、詰め物や被せ物の治療などに用いられます。

 

 

●まとめ

今回は当院で導入されているマイクロスコープについてご紹介しました。マイクロスコープを使用した治療についてご不明点などがございましたら、お気軽にご相談ください🦷✨

7月25日は知覚過敏の日

2024年7月1日

こんにちは♬

 

暑い日が続き、アイスクリームやかき氷など冷たいものがおいしい季節になりましたね。とはいえ、冷たいものを食べた時にキーンと歯がしみる感覚が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、夏に気をつけたい知覚過敏についてご紹介します🦷

 

●7月25日は知覚過敏の日

歯にまつわる記念日の一つに、「知覚過敏の日」があります。日付の「725」を「夏氷」と読むことから「かき氷の日」とされており、冷たいものを食べた時に歯のしみを感じたら知覚過敏の対策をしましょう、という意味合いからこの日が知覚過敏の日と定められています。

 

 

●知覚過敏とは

知覚過敏とは、冷たいものの摂取や歯磨きなどの刺激によって歯がしみる症状が出ることです。歯はエナメル質に覆われていてその内部の象牙質は露出していないのが通常ですが、エナメル質の摩耗などによって象牙質が露出すると刺激によって痛みを生じやすくなります。象牙質が露出してしまうことの原因には、摩耗のほかにも歯肉退縮(歯ぐきが下がる)、酸しょく症などが挙げられます。

 

 

●知覚過敏のセルフケア

軽度の知覚過敏であれば、セルフケアで対応することもできます。研磨剤が含まれている歯磨き粉は避け、知覚過敏を予防する効果のある歯磨き粉を使うなどしてみましょう。知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが含まれています。歯磨き粉のパッケージで成分を確認してみましょう。

 

 

●歯科医院での知覚過敏対策

セルフケアでも知覚過敏の症状が改善されない場合は、歯科医院で処置を受けましょう。歯科医院でできる処置内容としては、薬剤でしみる症状を和らげる、露出した象牙質を歯科用プラスチック樹脂などで覆う、歯の神経を除去するなどが挙げられます。

 

 

●まとめ

知覚過敏はセルフケアでも改善が見込める場合もありますが、症状に変化がみられない場合は歯科医院で適切な治療を受けましょう。歯やお口の中のことで心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております。

 

子どもの仕上げ磨きはいつまでする?

2024年6月15日

こんにちは♬

 

お子さまがある程度の年齢になると、自分で歯を磨けるようになってくるかと思います。とはいえ、乳歯から永久歯への生え変わりの時期はむし歯になるリスクも高く、歯磨きを完全に子ども任せにしてしまうのは注意が必要です。

 

今回は、仕上げ磨きはいつまでするべきなのかについてご紹介します🦷

 

生後半年前後に歯が生え始めたら歯磨きを始める時期でもありますが、5歳頃までは保護者の方がメインで磨いたほうがよいでしょう。小学生頃になると自分で磨きたいという意思もみえてくるかもしれません。その場合はある程度子どもの自主性に任せても問題ありませんが、保護者による仕上げ磨きはまだまだ欠かせません。

 

  • 仕上げ磨きはいつまで?

乳歯から永久歯に生え変わる6歳から12歳頃は、歯列に高低差が生じたり部分的に歯がない時期があったりします。そのため歯ブラシをまっすぐに歯にあてて磨いているだけでは十分に磨くのは至難の業です。したがって、永久歯が全て生えそろう12歳頃までは毎日保護者の方が仕上げ磨きをしていただく必要があるでしょう。

 

  • 仕上げ磨きのコツ

仕上げ磨きをするときには、以下のようなことに気をつけましょう。

 

 

1.体勢

仕上げ磨きを面倒に感じて立ったままなんとなく磨いてしまう方が時々いらっしゃいますが、これでは仕上げ磨きの役割をしっかり果たすことができません。仕上げ磨きをするときには、必ず子どもが寝ころんだ状態になるように体勢を整えましょう。

 

 

2.重点的に磨きたい場所

奥歯は子どもにとってはとても磨きにくい場所でありながら、むし歯になるリスクが非常に高い部分です。特に、奥歯の溝や奥歯のさらに奥側は歯ブラシの毛先が届きにくく磨き残しがでてしまいやすいので、仕上げ磨きでしっかり丁寧に磨くようにしましょう。

 

 

3.補助清掃用具も活用する

歯ブラシで磨くだけでは、お口の中の汚れは6割程度しか除去できないともいわれています。そのためデンタルフロスなどの補助清掃用具を併用するのがおすすめですが、低年齢のお子さまはデンタルフロスがうまく使えないこともよくあります。保護者の方による仕上げ磨きのタイミングでこれらの補助清掃用具を活用するとよいでしょう。

 

今回ご紹介したようなコツを参考に、仕上げ磨きは毎日丁寧に行うようにしましょう。

お子さまの歯やお口の中のことで心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

診療のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷

歯科検診はどのくらいの頻度で行けばよい?

2024年5月15日

こんにちは♬

 

歯やお口の健康を維持するためには、毎日の丁寧なセルフケアに加え定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。とはいえ、どのくらいの頻度で検診に行けばよいのかよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回は、歯科検診を受ける頻度についてご紹介します🦷

 

 

●歯科検診はなぜ必要?

定期的に歯科医院で検診を受けるメリットには、以下のようなものが挙げられます。

 

・歯の病気を早期発見できる

初期のむし歯や歯周病などは自覚症状が少なく、患者さまがご自身で気づけないことも珍しくありません。定期的に歯科医院でお口の中の状態をチェックできていれば、僅かな症状も見逃さずに早期の治療が可能です。

 

・歯のクリーニングでお口の中を清潔に保てる

毎日歯を磨いているのならばそれで十分なのでは、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを駆使したとしてもお口の中の汚れは完全には除去できないといわれています。それらの汚れも歯科医院でのクリーニングであれば専用の器械で落とすことができます。

 

・トータルでの医療費を削減できる

歯科検診にも費用はかかりますが、むし歯や歯周病になったときにかかる医療費に比べればとても少ない金額で済みます。

 

 

●歯科検診の頻度はどのくらい?

歯科医院で検診を受ける頻度は、一般的に3ヶ月~半年おきが推奨されています。とはいえ、この数字はあくまで一般的なものであり、実際にどのくらいの頻度で検診を受けるべきであるかは患者さまのお口の中の状態によって異なります。

 

着色や歯石がつきやすい方であれば3ヶ月に1回程度の受診がおすすめですが、歯石がつきにくくお口の中の健康状態も安定している方であれば半年に1回程度でも問題ないと判断されることもあります。

 

したがって、ご自身がどのくらいの頻度で検診を受けるべきかはかかりつけの歯科医院で相談してみましょう。

 

 

●まとめ

今回は、歯科検診を受ける頻度についてご紹介しました。毎日のセルフケアに加え定期的に歯科検診を受け、歯やお口の健康を維持していきましょう。

 

歯科健診のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

 

歯を失ったあとの治療方法にはどのような選択肢がある?

2024年5月1日

こんにちは♬

 

何らかの理由で歯を失ってしまった場合、治療をせずに放置していると食事をしっかり噛めないだけでなく、噛み合わせが変わる、他の歯の寿命が縮むなど様々な影響が及びます。これを防ぐためには、歯を補う治療が必要です。

 

今回は、歯を失ったあとの治療の選択肢についてご紹介します🦷

 

 

●選択肢は3種類

 

歯を補う治療の選択肢は、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つです。それぞれの特徴をご紹介します。

 

 

①ブリッジ

歯を失った箇所の両隣の歯を支台とし、連結された人工歯を被せる治療方法です。人工歯は固定されるため、ご自身での着脱はできません。固定される分安定性は増すため、天然歯に比べて噛む力は6割程度といわれています。

 

また手術は不要で、処置が比較的短時間で完了することも特徴です。人工歯の周囲や下部にはプラークが付着しやすいため、スーパーフロスや歯間ブラシを用いた丁寧なセルフケアを要します。人工歯の素材の選択によって、保険診療か自費診療か決まります。

 

 

②入れ歯

着脱可能な人工歯が入れ歯です。1本~数本を補う「部分入れ歯」と、全顎全ての歯を補う「総入れ歯」があります。簡単に着脱はできますが、その分インプラントやブリッジに比べると噛む力はやや劣ります。

 

入れ歯に関しても手術は不要で、比較的短期間に治療は完了します。また、入れ歯のデザインや素材によって、保険診療か自費診療か決まります。

 

 

③インプラント

顎の骨に直接人工歯根を埋め込み、その上に連結部品と人工歯を被せる治療方法です。審美性、耐久性、機能性すべてに優れていることから近年人気が高まっています。歯根が完全に固定されているため、噛む力は天然歯とほぼ同程度です。

 

ただし、インプラントの治療には外科処置が必要で、自費診療になるため費用はやや高額になります。

 

 

●まとめ

今回は、歯を失ったあとの治療の選択肢についてご紹介しました。3つの方法のうちどの治療方法が最も適しているかは、患者さまそれぞれのお口の中の状況により異なります。最善の方法を歯科医師とともに見つけていきましょう。

 

診療のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

 

歯を失うと何が起こる?

2024年4月15日

こんにちは♬

 

前回のブログでは、歯を失う2大要因がむし歯と歯周病であることをお話ししました。とはいえ、20数本ある歯のうち何本かを失ってしまったとしてもさほど困らないのでは…?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、歯を失うことによって何が起こるのかについてご紹介します🦷

 

 

それぞれの歯がもつ役割

歯は親知らずを含めると32本ありますが、それぞれに異なる役割があります。例えば、前歯は食べ物を噛み切るために非常に重要や役割を果たしていて、奥歯は噛み合わせを安定させる、食べ物をすりつぶすなどの役割を担っています。

 

 

歯を失うと起こること

むし歯や歯周病によって歯を失った場合、次のようなことが起こる可能性があります。

 

 

①しっかり噛めなくなる

歯を失うことでこれまでのように噛めなくなります。特に奥歯を失った場合、しっかりと食べ物を噛み砕けずにそのまま飲み込んでしまうことになります。

 

 

②噛み合わせが変わる

歯が失われたスペースを埋めようと、隣り合う歯や噛み合っていた歯が動いてくることがあります。それにより、全体の噛み合わせにも変化が出てしまいます。

 

 

③他の歯に負担がかかり、歯の寿命を縮める

歯が失われた箇所の働きを補おうとして、他の歯に負担がかかってしまいます。それにより、本来であれば健康であったはずの歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

 

 

④顎関節やその周囲に負担がかかる

③と同様の理由で、顎周囲の筋肉や顎の関節に負担がかかり、顎関節症の発症に繋がる可能性があります。

 

 

⑤見た目に影響する

特に前歯を失った場合、歯がないことで見た目にも影響が及びます。

 

 

⑥発音や滑舌に支障が出る

歯を失ってできた隙間から空気が抜け、発音や滑舌が不明瞭になることがあります。特に、サ行やタ行は影響を受けやすいと言われており、人とのコミュニケーションに自身が持てなくなってしまうことも少なくありません。

 

 

⑦胃や腸などの消化器官に負担がかかる

食べ物がしっかりと咀嚼されないまま胃や腸に送られると、消化をする際の負担が大きくなります。

 

 

⑧認知症のリスクが高くなる

噛むという行動は脳への刺激にもなっています。歯を失ってしっかり噛めなくなると、認知機能に影響が及び、認知症のリスクが高くなるといわれています。

 

 

まとめ

このように、歯を失うことによってお口の中だけでなく全身の健康にも影響が及びます。ご自身の歯を1本でも多く残すためには、むし歯や歯周病を予防することが大切です。毎日のセルフケアを丁寧に行うことに加え、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

 

歯科検診のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

歯を失う2大要因をご存じですか?

2024年4月1日

こんにちは♬

 

美味しく食事を楽しむには自分の歯があることが非常に大切ですが、加齢とともに歯を失ってしまう方も多くいらっしゃいます。とはいえ、何の理由もなく歯が抜けてしまうわけではありません。

 

今回は、歯を失う2大要因についてご紹介します🦷

 

 

歯を失う原因にはいくつか挙げられますが、最も多いのが歯周病、次いでむし歯です。

それぞれどのような病気なのか知り、予防に繋げましょう。

 

  • 歯周病

歯を失う原因の約4割を占めるのが歯周病です。歯周病とは、細菌の繁殖により歯ぐきをはじめとする歯周組織に炎症が起こる病気で、歯を支えている骨(歯槽骨)にまでその炎症が及ぶと次第に歯が動揺し、抜け落ちてしまいます。

 

歯周病は年齢を重ねるごとに罹患者が増える傾向にあり、45歳以上の人では約半数以上が歯周病にかかっているといわれているほど罹患率の高い病気です。

 

また、歯周病の大きな特徴として、初期段階ではほとんど自覚症状がないことが挙げられます。いつの間にか症状が進行してしまうことから「サイレントキラー(静かある殺し屋)」と表現されることもあります。

 

  • むし歯

歯の病気の中でも特に代表的といえるのが、むし歯です。むし歯は子どもが気をつけなければならないもの、というイメージがあるかもしれませんが、大人になってもそれは同様です。歯を失う原因の約3割がむし歯であることからも、生涯を通じてむし歯を予防する必要があります。

 

むし歯とは細菌が産出する酸により歯が溶ける病気です。初期のうちは歯の表面のエナメル質のみが溶けますが、進行すると象牙質や歯髄(歯の神経)にまで侵蝕が及びます。基本的には治療することで歯を残せますが、歯冠(歯ぐきの上の見えている部分)がほとんど崩壊して歯の根だけが残っている状態にまでむし歯が進行すると、治療をすることは難しく抜歯することになります。

 

  • まとめ

これらのことから、ご自身の歯を1本でも多く残すためにはむし歯や歯周病を予防することが大切です。毎日のセルフケアを丁寧に行うことに加え、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

 

歯科検診のご予約はお電話もしくはwebからお待ちしております✨

麻酔を使った治療のあとに気をつけたいこと

2024年2月15日

こんにちは♬

 

むし歯や歯の根の治療、抜歯などの治療を行う際には、痛みを最大限抑えるために局所麻酔を使用します。歯科医院での治療で麻酔を使った後は、麻酔がまだ効いている状態でお帰りいただくことがほとんどです。

 

今回は、麻酔を使った治療のあとに気をつけたいことについてご紹介します🦷

 

 

麻酔を使った治療を受けた当日は、以下のようなことに気をつけましょう。

 

  • 飲食はできるだけ麻酔がきれてから

湿潤麻酔の場合で2~3時間、伝達麻酔では4~6時間程度は麻酔の効果が持続します。麻酔が効いている状態のまま飲食をすると、誤って唇や頬を噛んでしまう、やけどをしてしまうなどの原因となることがあるため注意が必要です。可能な限り麻酔がきれたあとに食事をとるようにしましょう。その際もいきなり硬いものや刺激物(辛いものなど)、熱いものを食べるのではなく、少し冷ましたうどんやおかゆなどを選ぶのがおすすめです。

 

  • 血流をよくするような飲酒や長風呂、激しい運動は控える

特に抜歯や切開を伴う歯周病の治療、インプラントの治療などを行った場合、血流がよくなりすぎると患部から再出血するおそれがあります。飲酒や長風呂、激しい運動は治療当日あるいは翌日まで控えるようにしてください。当日の入浴はシャワー程度に済ませるのがよいでしょう。

 

 

今回ご紹介したように、麻酔を用いた歯科治療を受けた後は、患部にダメージを与えないように気をつけながら過ごしましょう。治療の際の痛みや麻酔のことで不明な点、心配なことなどがあれば、遠慮なくご相談くださいね😊

歯科治療で用いられる麻酔

2024年2月1日

こんにちは♬

 

歯科医院で治療を受けるとき、できるだけ痛みは感じたくないですよね💦そのために用いられるのが、麻酔です。麻酔を使うことで治療時の痛みや不快感を最大限抑えることができますが、歯科で使われる麻酔にはいくつか種類があるのをご存じですか?

 

今回は、歯科治療で用いられる麻酔についてご紹介します🦷

 

 

歯科治療で使われる麻酔は、治療をする範囲に局所的に麻酔薬を注射する「局所麻酔」が一般的です。むし歯の治療や歯の根の治療、抜歯など幅広く使用されます。局所麻酔は、次の3種類に分類されます。

 

  • 表面麻酔

注射針を刺す際の痛みを軽減するために用いられるのが表面麻酔です。ジェル、液体、スプレーなどいくつかの形態がありますが、いずれも粘膜に直接塗布して使用します。数分すると麻酔薬を塗布した箇所が麻痺してきます。麻酔の効果があるのは10~20分程度です。

 

  • 湿潤麻酔

歯科麻酔で多くの方がイメージするのがこの湿潤麻酔ではないでしょうか。治療をする歯の近くの歯ぐきに麻酔薬を注射して、神経に薬を作用させます。麻酔の効果は2~3時間持続します。稀に血圧の上昇や動悸、吐き気などの副作用が生じることもありますが、その場合には治療を中断して休んでいただきます。もし過去に歯科の麻酔で気分が悪くなった経験などがある場合は、治療前に歯科医師までお申し出ください。

 

  • 伝達麻酔

舌や唇を含む広範囲に麻酔を効かせたいときや、麻酔が効きにくい奥歯の治療をする際に用いられるのが伝達麻酔です。脳から出ている神経が下顎に向かう途中の枝分かれする前の部分に麻酔薬を作用させます。麻酔の効果は4~6時間持続します。

 

局所麻酔を用いて治療をしたあとにはいくつか気をつけていただきたいことがありますが、それについては次回以降のブログでご紹介します✨

 

このように、歯科の治療では目的に合わせて麻酔の方法も使い分けています。治療の際の痛みや麻酔のことで不明な点、心配なことなどがあれば、遠慮なくご相談くださいね😊

歯ブラシの使い方 3つのポイント

2024年1月15日

こんにちは♬

 

毎日の歯磨き、ついなんとなく磨いていませんか?

むし歯や歯周病を予防するためには原因となるプラーク(歯垢)を除去することがとても大切ですが、歯ブラシの使い方のポイントをおさえておくことで、効率よくプラークを落とすことができます。

 

今回は、歯ブラシの使い方の3つのポイントについてご紹介します♬

 

 

【ポイント①】歯ブラシの当て方

お口の中でなんとなく歯ブラシを動かしていても、ブラシの毛先が磨きたいところにしっかり当たっていなければ意味がありません。

 

奥歯の噛み合わせの面は特にむし歯になりやすいので、歯ブラシのつま先(先端部分)をうまく使いながら磨くとよいでしょう。

 

また、前歯の裏側を磨くときには歯ブラシが横向きのままだとブラシの毛先がほとんど歯に当たりません。歯ブラシのヘッドが縦になるようにします。

 

さらに、歯周病を予防するためには歯と歯ぐきの境目を重点的に磨くことが大切です。45度の角度でブラシを当てるようにするとより効果的でしょう。

 

【ポイント②】磨くときの力加減

強くごしごし磨きすぎると、歯の表面のエナメル質が傷ついて摩耗する原因となってしまいます。まず歯ブラシは鉛筆をもつように軽く握ると、余分な力が入りません。ブラシの毛先を歯の表面に当てたときに、毛先が広がらない程度の力加減(150~200g)で磨くように心がけましょう。

 

【ポイント③】歯ブラシの動かし方

大きなストロークで歯ブラシを動かしていると、細かい部分のプラークまで落とすことができません。歯を磨くときは1~2本ずつ磨くことを意識すると、自然に歯ブラシを動かす幅も小さくなります。5~10mm幅を目安に小刻みに動かすようにしましょう。

 

 

このように、ちょっとしたポイントを押さえておくだけでも歯磨きの効率がぐっと上がります。また、歯科医院では歯科衛生士が磨けていない箇所をチェックしてお口の中の状況に合った磨き方を丁寧にアドバイスいたします。

 

歯磨きの事でお困りのことがある方は、お気軽にご相談くださいね。

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個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

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