お子様向け歯磨き粉
2022年12月23日
こんにちは♬
そろそろ冬休みに入るお子様も多い時期ではないでしょうか?🎄
冬休みはクリスマスにお正月など…ケーキやごちそうを食べる機会もたくさんあります🍽
食べた後はしっかり歯磨きをしましょうね♬
さて、歯磨きといえばよくご質問をいただくのが、お子様向けの歯磨き粉です。
乳歯が生えてくる生後6か月ごろから、歯ブラシを使って歯を磨く方がほとんどかと思いますが、子ども用の歯磨き粉はどんなものを使ったらいいの…?というご質問もよくいただきます。
乳歯は大人の歯よりも柔らかく、虫歯にもなりやすいため、
フッ素入りの歯磨き粉を使って虫歯を予防することがとても大切です✨
大人用の歯磨き粉には、清涼感を得るためにミント味がするものや
歯をつるつるにするための研磨剤が含まれているもの、
歯磨き中の液だれを防ぐために発泡剤が含まれているもの
などがありますが、こういった成分は子供用の歯磨き粉には含まれていません。
ミント味は子供には辛く感じますし、
発泡剤入りの歯磨き粉も、口の中が泡だらけに…
研磨剤は柔らかい乳歯をかえって傷つけてしまいます💦
ですので、お子様には研磨剤や発泡剤が含まれていないジェルタイプの歯磨き粉がおすすめです🌟
お子様向けの歯磨き粉は、ぶどう味やバナナ味など、
ちょっと歯磨きタイムが楽しくなるような味のものも…♬
好きな味を一緒に選ぶのも楽しいですね。
そして、お子様用の歯磨き粉を選ぶときに、必ずチェックしていただきたいことがあります!
それは、「フッ素濃度」です。
多くの歯磨き粉には、虫歯予防のためにフッ素が配合されています。
フッ素はWHO(世界保健機関)が「虫歯予防に効果的である」として使用を推奨している成分です◎
生後6か月~5歳頃までは、500ppm
6歳~14歳頃までは、1,000ppm
のフッ素濃度を目安に、歯磨き粉を選んでみてください✨(※)
使用量・使用方法にも少し注意が必要です⚠
いくらフルーツの美味しい味がする歯磨き粉でも…フッ素は摂りすぎると中毒を起こす危険があります。年齢に合わせたフッ素濃度と使用量を守ることが大切です。
6ヶ月~2歳頃 切った子供の爪程度のごく少量
3歳~5歳頃 5mm以下
6歳~14歳頃 1cm以下
これらを目安に(※)、適切な量を使用し、
歯磨き後は少量の水で1回程度のうがいにとどめましょう。
また、必ずお子様の手の届かない場所に保管するようにしてくださいね。
ご興味のある方やもっと詳しく知りたい方は、お気軽にスタッフまでお声がけください♬
※一般社団法人日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会「フッ化物局所応用実施マニュアル」より引用