飛行機に乗るとむし歯が痛くなる?
2023年11月15日
こんにちは♬
仕事や旅行などで飛行機を利用する方も増えているかと思いますが、飛行機に乗るとむし歯が痛むことがあるのをご存じですか?
今回は、むし歯と飛行機の関係についてご紹介します✈
むし歯とは、プラーク(歯垢)の中のむし歯原因菌が産出する酸で歯が溶ける病気です🦷
初期のうちは歯の表面のエナメル質だけが溶かされますが、進行すると象牙質や歯髄(歯の神経)にまで症状が及びます。
この程度までむし歯が進行すると、飛行機に乗ったときに歯が痛むことがあります💦
気圧性歯痛や航空性歯痛ともいいますが、むし歯が進行している場合や歯の神経の治療を開始している場合に痛みやすくなります。
これは、気圧の急激な変化が原因です。大型の飛行機の高度は10,000m程度にも及び、外気圧は地上の僅か5分の1ほどになります。
そのため、「歯髄腔」とよばれる歯の神経が入っている空洞と外気圧の差が大きくなり、歯髄腔の中の空気が膨張して歯の神経に刺激を与えてしまいます。
この刺激こそが、痛みの原因となるのです。
もし飛行機に乗っていて歯が痛むときには、痛み止めを服用することで多少は緩和することができます。
しかし、できるだけそのような事態にならないことが大切です💡
日頃からむし歯を予防し、定期検診でむし歯が見つかった場合には早めに治療するようにしましょう。
定期検診のご予約はお電話やwebからお待ちしております🦷